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(1)自航及び非自航の起重機船

現在、道内で稼働している起重機船は185隻となっている(平成7年度調べ)。今回のフローティングドック新造計画については、石狩湾新港における新規修繕設備である点と、大型作業船が増加傾向にある点、さらにB社の修繕に特化した実績・技術力等の強みを考慮に入れると、年間8隻程度(道内修繕シェア15%程度)の修繕需要が見込めるものと推定する。

道内年間修繕隻数50隻×シェア15%(B社強み〜大型船対応可能、実績、技術等)=年間8隻

起重機船 修繕隻数×シェア〜参考値として117-1.gif (26564 バイト)

上表は、起重機船の修繕サイクルを4年に一度とし、各ターゲット対象ごとにシェアを強みに応じて傾斜配分することにより、シェアに応じた受注隻数を推定したものである。当社のこれまでの修繕実績並びにフローティングドックを具備することによる今後の優位性発揮を考慮に入れて推計シェアを設定している。あくまで参考として、各ターゲットとしての項目において独立したシミュレーションを行っているものであり、項目間の重複等の関係性は考慮していない。

道内起重機船 幅/支庁 別一覧表

(単位:隻数)

幅/支庁 宗谷 留萌 石狩 後志 檜山 渡島 胆振 日高 釧路 根室 網走 合計
10m未満 1 1 1 1 0 2 1 2 0 0 5 14
10m 0 3 2 0 0 2 0 0 0 0 1 8
11m 3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 3
12m 6 4 0 1 0 4 0 1 2 0 3 21
13m 3 4 0 1 0 7 3 1 4 0 1 24
14m 7 0 0 3 2 5 1 0 1 0 1 20
15m 3 1 0 0 1 5 0 2 5 1 1 19
16m 1 1 1 0 0 6 1 2 3 0 2 17
17m 4 2 1 1 1 2 5 5 2 2 3 28
18m 4 0 1 1 0 2 1 1 0 0 1 11
19m 1 0 0 0 0 0 3 0 0 1 0 5
20m 1 0 1 1 0 1 2 0 1 0 1 8
21m 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
22m 0 0 3 0 1 1 0 1 0 0 1 7
合計 34 16 10 9 5 37 17 15 18 4 20 185
資料:「北海道港湾・漁港工事用作業船一覧表   平成8年度版」をもとに、?鰍スくぎん総合研究所が集計

 

 

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